保護者の皆様、地域の皆様,
保護者の皆様、地域の皆様、改めまして本校2年目を迎えました校長の富山益光(とみやま ますみつ)と申します。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。今年度は学校経営方針の中に、新たに目指す児童像「志をもち 困難を克服できる児童」を設定しました。予測困難な時代と言われるこれからを、小学校教育を通じて、力強く切り開いていける礎を築けるように力を尽くしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
TEL.048-222-4383
〒332-0001 埼玉県川口市朝日1-11-1
保護者の皆様、地域の皆様,
保護者の皆様、地域の皆様、改めまして本校2年目を迎えました校長の富山益光(とみやま ますみつ)と申します。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。今年度は学校経営方針の中に、新たに目指す児童像「志をもち 困難を克服できる児童」を設定しました。予測困難な時代と言われるこれからを、小学校教育を通じて、力強く切り開いていける礎を築けるように力を尽くしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
世界で一番美しい言葉 ~「ありがとう」で みんな幸せに~
みなさん、おはようございます。
第3学期、いえ、令和元年度も残り17日間、6年生は15日間となりました。
みなさん、前向きに生活できていますか。今年1年かけて取り組んだ「あいさつ」に心を込めてできていますか。
さて、みなさんは、「『世界で一番美しい言葉』は何でしょう。」と聞かれたら、何だと答えますか。
校長先生は、こう答えます。それは「ありがとう」という言葉です、と。
校長先生の大好きな言葉でもあります。
特に、みなさんの中には、校長先生が一声かけるだけで、えんぴつや消しゴムを拾ってあげるだけで、この言葉をよく使ってくれる人もいます。とても、うれしい気持ちになりますし、使っているみなさんも素敵に見えます。
この「ありがとう」という言葉を漢字を使って書くと、「有難う」。
「有る」ことが「難しい」と書きます。滅多にないことですよ。珍しくて貴重なことですよ。という意味です。
みなさんは、どんな時にこの言葉を使っていますか。困っている時に、助けてもらった時ですか。それとも、欲しい物を買ってもらった時ですか。
そうですね。自分にとってうれしい時によく使っていますね。
それはそれで、大変素晴らしいことです。
では、こんな時はどうですか。
「朝、起こしてもらった時」、「ご飯をつくってもらった時」、「誉めてもらった時」、「叱ってもらった時」…。どうですか。
みなさんにとって、自分の親が子供を起こすのは当たり前。ご飯を用意するのも当たり前。いいことをしたり、頑張ったら、誉めてもらうのが当たり前、と思っている人が多いのではありませんか。
叱られて、「ありがとう」なんて言う訳がない。と思う人も多いでしょう。
ですが、みなさんが当たり前だと考えている「朝、起こす」「ご飯を用意する」「誉める」などを、してもらえなかったら、どうでしょう。
あるいは、悪いことをしたり、怠けている時に叱ってもらえなかったら、みなさんはどうなっていくのでしょう。
みなさんにとって当たり前に感じていることでも、実は、「有ることが難しく」「大変貴重なこと」が多いのです。
もっと言えば、当たり前に感じていることが、珍しいこと、貴重なことだと感じていれば、今まで以上に幸せな気持ちになれますね。
さあ、自分も幸せな気持ちになり、相手もうれしい気持ちになれる、この「ありがとう」という言葉。毎日、たくさん使うようにしましょう。
今日も、真剣に聞いてくれて 「ありがとう」
全校朝会で、子供たちに話す予定だった内容です。物が豊かな時代に生まれ、物があることが当たり前、親(教師)にしてもらうことが当たり前、家族は子供中心が当然、と考えている児童も少なくないと考えております。
「子供を大事にする」というのは、子供の望むことを何でも叶えてあげることだけではない、と考えております。時には、物を得られない、自分で何とかしなければならない、大人(親や教師)の強権に従う等の経験をさせることも、「感謝の念」「有難み」を抱かせることが必要だと考えます。時には、「ならぬものは ならぬ」ことも。
今後、各ご家庭におかれましても、「ありがとう」「どういたしまして」の言葉が響き合えば幸いです。 校長 石井 宏明